地元銀行のカードローンと消費者金融のカードローンはどっちで借りるべき?
地元銀行のカードローンと消費者金融のカードローンはどっちで借りるべき?遊びにお金を使い過ぎてしまって生活費が足りない、冠婚葬祭など急な出費で金欠になってしまった。このような状況になってしまったとき、打開策のひとつとして「カードローン」でお金を借りることを検討する方は多いでしょう。筆者も、社会人なりたての20代前半時に、三井住友銀行カードローン→キャッシュワン→ノーローン→住信SBIネット銀行と、計4社のカードローンを順に借りました。いざカードローンを選ぼうとしても、紹介サイトや比較サイトをみると、金利の低さなら銀行カードローン、当日中に今すぐ借りたいなら消費者金融、とアドバイスしているサイトがほとんどです。これだけの情報だとどちらで借りるべきなのか決定的な理由にはならないですよね。本記事では、銀行カードローン、消費者金融のカードローンのそれぞれのメリットをもっと深堀し、状況にあった適切なカードローンで借りられるようにサポートします。カードローン選びで迷っている方はぜひ参考にしてみてください。銀行カードローンと消費者金融の主な違いは?銀行カードローンと消費者金融の違いをみてみましょう。それぞれの違い、特徴は以下のようになります。銀行カードローン消費者金融①適用される法律銀行法貸金業法②適用される金利上限金利15%以下が多い上限金利15%以上が多い③借りられるまでの時間申込み日の翌営業日以降最短申込み日当日中④利息負担少ない多い⑤利便性△◎⑥普通預金口座の有無必要な場合あり必要なし⑦総量規制対象外対象①適用される法律銀行カードローンは「銀行法」、消費者金融は「貸金業法」が適用される金融商品となります。特に、利用者にとって大きく影響を与えるのは、貸金業法に定められた総量規制でしょう。総量規制によって、年収の3分の1を超える貸付は原則禁止となっています。「総量規制」とは?貸金業法が適用となる消費者金融、クレジットカード会社などを対象に定められている法律のひとつです。2000年代に社会問題となった、返済能力を超えた過剰な貸付による多重債務者の抑制を図るために設けられた制度です。これによって、「年収の3分の1を超える貸付の原則禁止」が定められています。そのため、既に年収の3分の1を超える貸付をされている方は、消費者金融で新たに申し込みをしても、審査に通ることはないでしょう。ただし、以下に該当する貸付は総量規制に含まれることはありません。①不動産購入のための貸付け(いわゆる住宅ローン)②自動車購入時の自動車担保貸付け(いわゆる自動車ローン)③高額療養費の貸付け④有価証券を担保とする貸付け⑤不動産(個人顧客または担保提供者の居宅などを除く)を担保とする貸付け⑥売却予定不動産の売却代金により返済される貸付け など引用:日本貸金業協会総量規制に倣い自主的に「年収の3分の1を超える貸付はしない」としている銀行カードローンも多いですが、総量規制の対象とならない銀行カードローンに申し込みをしてみると借入れできる可能性はあるでしょう。②適用される金利、④利息負担多くの比較サイトで紹介されていますが、金利は銀行カードローンの方が低い傾向にあり、その分利息負担も軽くなります。代表的な銀行カードローンと大手消費者金融の金利を比較すると以下のようになります。カードローン金利三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」年1.8%~年14.6%三井住友銀行カードローン年1.5%~14.5%オリックス銀行カードローン年1.7%~14.8%プロミス4.5%~17.8%(実質年率)アイフル3.0%~18.0%(実質年率)アコム3.0%~18.0%(実質年率)比較表をみると、銀行カードローンの方が上限金利が3%以上も低いことがわかります。この理由から、利息負担をおさえたい、金利を低く借りたいなら銀行カードローンがおすすめと言われる根拠となっています。③借りられるまでの時間申込みから借りられるまでの時間は、銀行カードローンが最短申込み日の翌営業日となるのに対し、消費者金融は最短当日中に借りることが可能です。例を挙げてみると、プロミスはwebなら最短3分で融資可能(状況により希望に添えない場合もあり)、アイフルなら最短20分融資も可能(申込みの時間帯により、翌日以降になる場合もあり)としています。しかもスマホから24時間365日いつでも申込みが手軽にできるので、今すぐにでも借りたいなら消費者金融がおすすめと言われている理由です。一方、銀行カードローンは、警察庁の暴力団情報データベースを活用した、反社チェックが審査の過程で義務付けられています。この照会結果が翌日以降の回答となるため、即日審査はできないこととなっています。⑤利便性現在では、銀行カードローンと消費者金融の利便性の格差は縮まってきていると言えますが、それでも消費者金融の利便性は、銀行カードローンに比べて多くのメリットがあります。特に、借入れの管理に独自アプリを採用している消費者金融が多く、スマホ1台で借入れ・返済、借入れの管理まですることが可能です。また、SMBCモビットはVポイントと連携、プロミスはVポイントと連携しており、返済等をするとポイントが貯まっていく仕組みを導入しています。VポイントやVポイントを多くの機会で利用している方は、選択のひとつの理由となるでしょう。⑥普通預金口座の有無銀行カードローンでは、普通預金口座の開設を契約の条件としていることもあります。スマホから開設できる銀行がほとんどですが、それでも普通預金口座開設の時間がかかってしまうため、審査の時間が長くなってしまうという傾向があります。普通預金口座を作ることによって、返済口座の引き落としの設定ができたり、利用者にとっても返済忘れを防止したり、銀行側にとっても確実な回収を実行できるというメリットがありますが少しでも早く借り入れをしたいなら普通預金口座開設の必要がない銀行カードローンや、消費者金融に申し込みをするのがよいでしょう。銀行カードローンがおすすめな方、消費者金融がおすすめな方は?これまで解説した、銀行カードローンと消費者金融のそれぞれの特徴や違いを加味すると、銀行カードローンがおすすめな方、消費者金融がおすすめな方は以下にまとめられます。■銀行カードローンがおすすめな人!①利息負担を減らしたい方②既に年収の3分の1以上の総量規制に該当する借入れを行っている方③メインバンクで安心感を得たい方④当日中の借入れを希望していない方■消費者金融がおすすめな人!①金利よりスピードを優先し、今すぐ借りたい方②年収の3分の1以上の総量規制に該当する借入れを行っていない方③アプリで借入れ、返済、管理などを行いたい方ご自身がどちらにあたるのか参考にしてみてください。おすすめの銀行カードローン(全国対応)全国対応で日本国内に居住していれば申し込みができるおすすめの銀行カードローンは、メガバンクの三菱UFJ銀行カードローンの「バンクイック」です。銀行カードローンのメリットである、金利の低さ(年1.8%~年14.6%)で借りることができますし、全国対応なので地方銀行カードローンに多い居住制限(営業区域でないと申込みできない)もありません。銀行カードローンがおすすめとなる方は、バンクイックに申し込んでみましょう。【PR】金利年1.8%~年14.6%極度額10万円~最高500万円メリット金利の低さ、全国対応バンクイックに申し込むおすすめの消費者金融金利よりも借入れまでのスピード重視という方は、消費者金融の「プロミス」がおすすめです。プロミスはwebなら最短3分で融資可能(状況により希望に添えない場合もあり)としており、審査スピードは一番早いカードローンです。実質年率4.5%~17.8%利用限度額1万円~500万円メリット土日も審査時間は最短3分(*申込み時間や審査により希望に添えない場合あり)プロミスに申し込む
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