本記事では、オリックス銀行カードローンとSMBCモビットは両方同時に借りることができるのか解説をします。
既にオリックス銀行カードローンまたはSMBCモビットを借りている方には、利用限度額いっぱいに使ってしまったので、また新たにどこかで借りたいと考えている方がいるでしょう。
当初に契約した状況とはライフスタイルも変わり、利用限度額が足りない場合は、別なカードローンに新たに申込みをするとよいでしょう。
オリックス銀行カードローン、SMBCモビットとも利用者数が多く、カードローンを探しているなら一度は検討すると思います。オリックス銀行カードローンとSMBCモビットの組み合わせで借りられるのか、相性はどうなのか知りたいと思いますよね。ぜひ参考にしてください。
まずは、オリックス銀行カードローンとSMBCモビットの商品内容を比較して、両社の違いをしっかりと理解しておきましょう。
金利や利用限度額はもちろんですが、特に銀行カードローンならではのメリット、デメリット、消費者金融カードローンのメリット、デメリットをそれぞれ理解しておくことがとても大切です。しっかりと理解しておきましょう。
■オリックス銀行カードローンとSMBCモビットの商品内容の比較
オリックス銀行カードローン | SMBCモビット | |
利用限度額 | 最高800万円 | 最高800万円 |
金利 | 年1.7%~年14.8% | 3.0%~年18.0% |
無利息期間 | あり | なし |
即日融資 | 不可 | 可能(最短30分) |
申込み対象 |
・申込み時の年齢が満20歳以上69歳未満の方 |
・年齢満20歳〜74歳の安定した定期収入のある方(SMBCモビットの基準を満たす方) |
特長 |
・低金利で借りられる |
・最短30分で融資可能 |
オリックス銀行カードローンとSMBCモビットの違いは下線で示した箇所です。オリックス銀行カードローンのメリットは金利が低いことが挙げられます。利息負担、返済総額を考えると長期的にはオリックス銀行カードローンで借りた方がお得と言えます。
一方、SMBCモビットのメリットは当日融資も可能で最短30分で借りられること、74歳まで申込みができることなどが挙げられます。金利は高いですが、オリックス銀行カードローンよりも早く借りることが可能です。
金利の低さを求めるならオリックス銀行カードローン、スピードを求めるならSMBCモビットがおすすめと言えるでしょう。
審査に通るかわからないので、どうせならオリックス銀行カードローンとSMBCモビットの両方に同時申し込みたいと考える方もいるでしょう。実際、そのようにすることはできるのでしょうか?また、審査に影響を及ぼすことはないのでしょうか?
結論から言うと、オリックス銀行カードローンとSMBCモビットへ両方同時に申込みをすることは可能ですが、やめた方がよいでしょう。どちらか1社ずつ申込みをするのが得策です。
ローン業界の中では、「申込みブラック」という言葉が存在します。申込みブラックの明確な定義はないようですが、短期間のうちに何社ものローンに申し込んだ情報が信用情報機関に登録されることになります。短期間で何社ものローンに申し込んでいるということは、余程困っていると判断されます。返済も難しいのではないかと考えられるため審査に通らない状態になってしまいます。このような状態を一般的に「申込みブラック」と呼んでいます。
急ぎで借りたいので、効率的に両方同時に申込みをしたいと考えるかもしれませんがオリックス銀行カードローンに申し込みをして審査に落ちてしまったらSMBCモビットに申し込みをする、あるいは逆の順序で進めるのが得策です。
安易に複数社のカードローンに同時に申込みをするのは避けるべきでしょう。
2社同時に申込みをするのはNG。審査結果が出たら次に申込みをすること!
オリックス銀行カードローンを既に借りていて、SMBCモビットに新規申込みをする場合について解説をします。このパターンで重要なのは、オリックス銀行カードローンや他社での借入れ金額の合計が、年収の3分の1以内になっているかです。
オリックス銀行カードローンは貸金業にあたりますので、総量規制の該当となります。総量規制では、個人が貸金業等から借入れできるのは年収の3分の1以内と法律的に定められています。この基準に抵触してしまっていると申込みをしても審査には通らないでしょう。
逆に、オリックス銀行カードローンの利用限度額やその他のローンがが年収の3分の1以下で収まっている場合には、SMBCモビットに新規申込みをしても審査に通る可能性が高いと言えるでしょう。ぜひ申し込みを検討してみてください。
ただし、1社の返済が増えることになりますので、毎月の返済負担はSMBCモビットの返済分が単純に増えることとなります。申込み前には返済できるという計画をしっかり立ててから申込みを行いましょう。
■オリックス銀行カードローンの毎月の返済額
借入残高 | 最少返済額 |
10万円以下 | 3,000円 |
10万円超~30万円以下 | 6,000円 |
30万円超~50万円以下 | 9,000円 |
50万円超~100万円以下 | 15,000円 |
100万円超~150万円以下 | 20,000円 |
150万円超~200万円以下 | 25,000円 |
200万円超~250万円以下 | 30,000円 |
250万円超~300万円以下 | 35,000円 |
300万円超~400万円以下 | 40,000円 |
400万円超~500万円以下 | 50,000円 |
500万円超~600万円以下 | 60,000円 |
600万円超 | 70,000円 |
■SMBCモビットの返済額(返済額の計算方法(実質年率が15%以上の場合))
借入後残高 | 返済金額 | 返済回数 |
30万円以下 | 借入後残高 × 3.66% (1,000円未満切り上げ) | ~36回 |
30万円超過~100万円以下 | 借入後残高 × 2.56% (1,000円未満切り上げ) | ~60回 |
100万円超過~200万円以下 | 借入後残高 × 2.03% (1,000円未満切り上げ) | ~78回 |
オリックス銀行カードローンとSMBCモビットを両方借りた場合には上記の返済が毎月発生することになります。返済していける金額なのか、しっかりと自身の収入と支出を照らし合わせて考えましょう。
次は逆のパターンです。SMBCモビットを既に借りていてオリックス銀行カードローンに新規申込みをする場合について解説をします。このパターンも、年収の3分の1を超えて借入れをしていないかが重要なポイントとなります。
年収の3分の1を超えての借入れをしておらず、SMBCモビットを毎月きちんと返済している場合には、信用が積みあがっていますので、審査に通る可能性はあると言ってよいでしょう。
・年収の3分の1を超えた借入れをしていないかがポイント
・オリックス銀行カードローンまたはSMBCモビットの返済を確実に行っているかがポイント
・返済が1社分増えるので、返済をしていけるか事前に十分な検討が必要
気を付けなければいけないのは、同時に何社ものカードローンに申込みを行うことです。カードローンの申込履歴は、信用情報機関に6カ月間記録がされます。同時に3社以上に申込みを行うと、「申込みブラック」になってしまうので注意しましょう。申込みブラックになってしまうと、どんなローンもほぼ通らなくなってしまいます。
前回のカードローンの申込みから6ヵ月以上経ってから次の申込みをすることを推奨します。
銀行カードローンには、保証会社が付いており、実質審査に通るかは保証会社の保証を受けられるかになります。オリックス銀行カードローンも保証会社があり、オリックス・クレジット(株)と新生フィナンシャル(株)の2社となります。
審査方法は希望限度額によって下記の流れになります。
①希望限度額100万円以下の新規申込みの場合は、新生フィナンシャルのみ審査
②希望限度額100万円超の場合、初めにオリックス・クレジットが審査し、契約が成立しなかった場合、新生フィナンシャルが審査
また、新生フィナンシャル(株)は、レイクを取り扱っています。そのため、既にレイクで借りている、過去に借りていた場合はレイクの実績が審査のポイントとなるでしょう。
申込みの履歴はオリックス銀行カードローン、SMBCモビットにバレる?
申込みの履歴は信用情報機関に登録されるため、消費者金融カードローンが信用情報機関に照会をすれば他社の申込みがすぐわかります。そのため、同時申込みはもちろん短期間のうちに4社5社と申込みした場合、よほどお金に困っていると判断され「申込みブラック」になってしまうため注意が必要です。
オリックス銀行カードローンとSMBCモビットの両方の審査に落ちたら他社の審査に通る?
オリックス銀行カードローンとSMBCモビット、残念ながら両方の審査に落ちてしまった場合、他社の審査に通ることは難しいと考えられます。審査基準は各社違いますので、絶対に他社の審査に通らないとは言い切れませんが、審査に通らない原因が何かあると考えてよいでしょう。年収の3分の1の借入れを既に超えている、延滞したことがあるなど、もう一度自分自身でチェックしてみましょう。
オリックス銀行カードローンとSMBCモビットどちらに先に申し込むべき?
オリックス銀行カードローンとSMBCモビットは両社とも大手で知名度のある人気のカードローンです。オリックス銀行カードローンは低金利、SMBCモビットは即日融資可能ということが大きなメリットです。どちらを優先するかで判断しましょう。
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金利 | 利用限度額 |
---|---|
年1.8%~年14.6% | 10万円~500万円 |
最小返済額 | 担保・保証人 |
月1,000円~ | 不要(保証会社:アコム株式会社) |
金利 | 融資上限額 |
---|---|
3.0%~18.0% | 最大800万円 |
担保・保証人 | 即日融資 |
不要 | 可能※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があり。 |
金利 | 融資上限額 |
---|---|
4.5%~17.8% | 最大500万円※※新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。 |
審査時間 | 即日融資 |
最短3分での融資が可能 ※申込み時間や審査により希望に添えない場合あり |
可能 |
金利 | 融資上限額 |
---|---|
3.0%~18.0% | 最大800万円 |
審査時間 | 即日融資 |
最短20分 | 可能 |
\アイフル/
金利 | 融資上限額 |
---|---|
3.0%~18.0% | 最大800万円 |
担保・保証人 | 即日融資 |
不要 | 可能 |
\プロミスレディース/
貸付利率 | 融資上限額 |
---|---|
4.5%~17.8%(実質年率) | 最大500万円※※新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。 |
担保・保証人 | 即日融資 |
不要 | 可能 |
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<当サイト掲載のカードローンについて>
アイフル、レディースアイフルについて
※既にアイフルをご契約中の方は、ご利用いただけません。
※フリーター、主婦も申込み可能ですが、安定した収入がある方に限ります。
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■アイフルの貸付条件について
※【商号】アイフル株式会社【登録番号】近畿財務局長(14)第00218号【貸付利率】3.0%~18.0%(実質年率)【遅延損害金】20.0%(実質年率)【契約限度額または貸付金額】800万円以内(要審査)【返済方式】借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式【返済期間・回数】借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)【担保・連帯保証人】不要
■プロミス、プロミスレディースについて
※主婦、学生も申込み可能ですが、安定した収入がある方に限ります。
※30日間無利息サービスは、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※WEB契約で即日振込は、原則24時間最短10秒で振込可能。
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※フリーター、主婦、パート、アルバイトも申込み可能ですが、安定した収入がある方に限ります。
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<サイト管理人・執筆者プロフィール>
サイト管理人・執筆者名/K・N
丑年生まれの38歳です。自身も複数枚(三井住友銀行カードローン、住信SBIネット銀行カードローン)のカードローンを所持しており、利用歴は10年以上です。これまで利用してきた中で感じたカードローン・キャッシングのメリット、デメリットなど、確かな経験と知識、また利用者目線に立ったカードローン、キャッシングの様々な情報を紹介しています。また、大学新卒から約3年間某信用組合にて従事、住宅ローン、教育ローン、カードローンなどのセールス経験もあります。当サイトの記事は、口コミ・体験談を除き、すべて私が執筆しています。当サイトで、カードローン・キャッシングを検討している方の不安を解消できるような意義のあるサイト運営をしていきたいと考えています。
資格:ファイナンシャルプランナー3級、簿記3級
勤務実績:某地方にある信用組合で3年間勤務(カードローンの取扱い実績あり)。現在は教育事業(中間管理職)に従事しています。
*最終更新日:2023年3月4日
*当サイトの記事は無理な借入れを推奨していません。身の丈に合った利用、そして返済計画を立ててから借り入れを行いましょう。
【金融庁からの注意喚起について】
金融庁の借入れに関する注意喚起がされているページを紹介します。
■カードローン・借入れに関して
18歳、19歳のあなたに伝えたい!!~成年年齢引下げを踏まえて~
■後払い・給与ファクタリング・ファクタリングに関して
「今すぐ現金」「手軽に現金」にご注意ください!~いわゆる 後払い(ツケ払い)現金化 に要注意~
*金融庁HPへのリンクとなります。
<参考>
・銀行法 e-Govポータル(https://www.e-gov.go.jp)
・貸金業法 e-Govポータル(https://www.e-gov.go.jp)